こんにちは。エステティシャン 冨永雅代です。
多くの女性が悩む"冷え"冬はもちろん、最近は冷房等の影響で夏まで冷えが起きやすくなっています。
体の不調は冷えから始まります。お肌にも大きなダメージを与える事に・・
私は真冬も全く体が冷え無いんです。
冷えは仕方ないこと、ではありません。生活習慣を見直して、冷えからサヨナラできる3つの方法をご紹介します。
肌にも悪い、冷えの影響
頭痛、肩こり、不眠、肥満・・・冷えは万病のもと、そこから色々なトラブルが始まります。
冷えは血管が収縮し、血行不良になる事が原因です。内面のディスプレイであるお肌にも、当然影響があります。
代謝の低下
血流にのって届くはずの栄養や酸素が不足して、新しいお肌への生まれかわり（ターンオーバー）が鈍化します。乾燥、シミ、シワ、タルミなど肌老化が進みます。
むくみ
血流が悪くなると、同時に水分・老廃物がたまりやすくなり、顔・体にむくみがあらわれます。むくみの負荷で、顔がたるみやすくなります。
その冷え対策、効果ありますか？
冷えブームと言っていいくらい、ブランケットやホッカイロなど対策グッズも沢山でていますね。
でもそれは対処法であって、根本解決にはなりません。
常に色々なグッズを物色するのって大変じゃ無いですか？
不快な冷えを少しでも解消するために、一時的に温める工夫はいいと思いますが、根本からの解決にはなりません。
そのグッズが無ければ当然やって行けないし、対策していても、効果を感じにくくなり、変わらず寒い、とう方が多いのではないでしょうか。
効果も温めている部分に限定されるので、むき出しのお顔は冷えて血行が悪いままです。
寒いから暖をとる、という防寒対策では肌老化は食い止められません。自分自身の内側から温まる必要があるのです。
私の実践している冷え対策
私は冬でも冷えに悩まされる事はありません。ポッカポカなので、仕事中は裸足の事も多いです。
冷えで悩んでいる人に詳しく聞くと、「靴下を２重に」とか「生姜サプリを飲んで」など、細かいところで頑張っている割に、基本が抜けています。
お風呂につかる
シャワーだけで過ごしている人、多いですね。
お風呂につかる事で、全身同時に温まるだけでなく、筋肉がほぐれ血行が促進されます。お肌も柔らかくなります。
天然塩のバスソルトを入れると、デトックス・保温効果がアップし、夜快適な眠りが得られ、朝十分なに活力が出るのでオススメです。
参照→夏も入浴の習慣ありますか？ 無いなんてちょっとビックリ！
バスタイムは洗浄だけでなく、美容の時間でもあるんですよ。
タンパク質をしっかり摂る
皮膚・体の基本はたんぱく質。その最小単位のアミノ酸は良質なたんぱく質から作られます。
タンパク質は体のエネルギー源（熱源）としても大事な栄養分です。熱を生み出す筋肉の材料でもあります。アミノ酸の１種アルギニンには、末梢血管の血流改善作用もあります。
冷えないように身体をプロテクトする筋肉の材料になるたんぱく質をしっかり摂取する必要があります。
特に牛肉は鉄分も豊富で、自律神経のバランスを整えたり、ホルモンの分泌を促したり様々な役割をしています。
身体を冷やす糖質メイン(パンやご飯、パスタ‥）の食事が増えていませんか？お肉をしっかり食べましょう。
参照→若々しくきれいになるための肉食のすすめ
適度な運動
身体を続けられる好きな方法で動かしていますか？
スポーツクラブ・ジョギング・ヨガ、何でも良いと思います。
筋肉の活動範囲が狭くなればなるほど、年齢を重ねるほど、筋肉を鍛えることが出来なくなってしまいます。できるだけ早い段階で適度な運動を週間になさってください。
ホルモンバランスを整えて冷えを防ぐ
この３つは、ホルモンのバランスを整えることにも繋がります。
最近は、ストレスや自律神経の乱れで血管が収縮して起こる冷えも問題になっています。
□ お風呂で温まって神経の働きを整える。
□ 栄養を取ってホルモンの材料を供給。
□ 適度な運動で、ストレス解消しながら、筋肉を作る。
冷えの解消だけでなく、精神と体の健康にもつながります。
私はもともとこうしたことを冷え対策として意識していたわけではないのですが、身体の声を聞きながら、本質を押さえたケアをしていれば、すべてがよい方向に向かうんだなと実感しています。
冷えを部分的に温める努力をするより、 ずっと効果も効率も高いですよ。
まとめ
睡眠 お肌に大切な事でも書きましたが、当たり前のことが抜けていれば、他で頑張っても、砂漠に水をまくようなもの。ほぼ意味ナシなんです。
最近は何でも手軽な（でも効果はない・・・）解決策が安売りされていて、そればかりに、目が行ってしまい、当たり前の事ほど後回し、おろそかになりがちです。
お肌と体は、流行とは関係なくずっと昔から同じ構造です。
華やかに売り出されている製品を買う楽しみ、その都度場当たりの対応は、若いときだけにしたいものです。
毎日の習慣は地味でつまらないし、手間がかかると感じるかもしれませんが、エイジングが日々進み、加速するなかで、余計な回り道はしない方がいいです。まずは、当たり前をしっかりと押さえていきましょう。
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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