
初めてクッションファンデを使ったのは、ディオールのもの。各社一斉にクッションファンデが出たころです。感想は、分厚くてスポンジにベタっとファンデーションが付く、かといって肌にも塗りにくいので、要らない・・・です。デパートでお化粧品を購入するときのワクワク感はやっぱりスキでした。
クッションファンデーションは、容器が大きい事がイヤなのと、朝はリキッドファンデーションと粉を使う、お化粧直しはコンパクトパウダー(薄い容器)が習慣になっているので、肌&シチュエーションに合いませんでした。違和感を感じながら使い続ける事はストレスになるので、直ぐに使わなくなりました。
クッションファンデは、そもそも手で塗っても良いと思います。
スポンジに付く、かさばる容器、中みは15g コスパが悪いファンデーションというのが感想です。売る側からすれば、売上UPに繋がる製品だなぁとあの手この手の戦略のひとつですね。
当店でも画像のクッションファンデーションをご紹介していますが、市販のものよりは、エステ仕様で肌には優しいかなぁ、特に肌が美しく見えるなど優れているとも思っていません。わたしが使うときは手で塗っています。他に販売するファンデーションが無く、無いのもダメなので、置いている感じです。
ファンデーションンで艶が出るのは、シリコンが表面にツヤッと膜をはるからです。それによって肌が引っ張られてハリが出たように感じますし、顔料が光沢を与えます。ベビーパウダー原料にも使われる粉、タルク(鉱物)やマイカ、塗料のようなもので色を付けるので、綺麗に見えます。ですので、カバー(紫外線予防)や肌を綺麗に見せる心理的な事を考えてファンデーションは、使ってくださいとお伝えしています。他、保湿や、美容成分などを、調整のために入れて、テクスチャーを整えてあります。
毛穴に詰まる成分もファンデーションには含まれていますので、デイクリーム、日焼け止め下地で肌を整えてから塗って下さい。
流行?の、スピキュール(天然の微心針)が入ったものは止めた方が良いとおもいます。微針のせいで肌ハリが出るというのは気のせいでは無いですか?ファンデーションの目的を逸脱しているように思います。
肌を健やかにするのは、夜のスキンケアでやっていきましょう!
スピキュールが配合された美容液を、顔に使ってイマイチだったことで、もったいないからとお腹に塗って寝たら、翌朝、皮膚が真っ赤に腫れあがりました。1週間はかゆかったです。顔だと衣類でこすれないけれど、お腹はパジャマで擦れるでしょう・・それが刺激になったからです。
肌に刺激を与え再生力を高めると言われていますが、リスクがあります。
それならば、美容クリニックで美容針・糸を(ショッピングリフト)を行った方・・とかおもいます。また、整骨院の顔針もinstagram用に打ち過ぎていて、危険です。針は少量で、ポイントに打つものです。
美容業界の人はじっくり観察せずに、直ぐに流行を作って、影響力がある人を起用して、言いたい放題のデザインで売りたがるけれど、メーカーならまだしも、エステティシャンが、肌にとっての良し悪しを考えないで、目先の売り上げばかりを追いかける事は、オカシイですよね?とだいぶ前にディーラーに言いましたが、「そんな事言ってる人いませんよ!」や「〇千万円売れていて、この商品が無いとウチは無理なんで・・」と一蹴されたことを覚えています。
真面目な事を言うとメーカーや、取引先にも拒絶されるので、最近は言わない、話さない様にしています。
肌にアレルギーや、トラブルが出た時の事を全く考えていないから不思議。押しの人が宣伝していてテンションが上がるのであれば、使ってみても良いと思います。
肌は一度調子を壊すと、どんどん悪くなって、癖になります。肌状態が悪い事が、どれだけストレスになるかは、なってみないと分からないものです。また角質や肌を育てる事は、時間がかかります。肌のコンディションを崩したり、角質を取り去ってガサガサにするためのアイテムは沢山あります。それは瞬時にできてしまいます。肌を健やかに、大切にしていきたいですよね。
この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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