サービスの質が低下していくこと

2025年12月18日

お客様ともこんな会話になることが多い、サービスの質が悪くなったね・・です。

愛想良くお客様を出迎えて、サービスを施すには、価格が一定の水準を超えていないと難しいから仕方ないなぁ・・と思います。やる気が失せる状況…お給料は上がらないのに、物価は上がり、コンプライアンスが高くなり、注意を受けることも減り自由度が増した。

不機嫌でも愛想良くしても、かかる手間は同じなのでしょうけれど、湧き上がる感情を好きにする方が楽だと思う。

先日、私がメンテナンスに通っているお店で、15分前にインターフォンを鳴らしてお店の玄関を開けた途端「そんな早く来られたら、休憩時間が確保できひん、身体が休まらんやろ！」と激怒されました。

後で謝ってこられたのですが、10～２週間に１回通っていますので、さすがに、軽く説得させてもらいました。（こ～ゆ～のも、時間の無駄になるので、今後はスルーで意見は止めていきたいです。）

肉体労働は疲労が重なると不機嫌になります。仕事であれば、感情をセーブするのが大人で当然だと思いますが、（サービスについて、きちんと定めておく事がお店をやる側の責任）親しくなるとマナーが無くなるケースは多いので仕方ありません。

もう一つ・・先日、前のホテルにある鉄板焼きのお店に、３人でランチに行った際、受付の方に、たいへん不愛想な対応をされました。焼く方は愛想が良くてサービス精神旺盛でした。若い女性です。

気持ちは分かります。それなら自分で作ろうと思います。

自分では到底作れない外食以外はあまりしたくなくなりました。美味しさも量も少ないし、そんな金額で質の高いサービスが出来るわけが無いのですから・・みんな潤わなくなり、不景気というよりも、消費行動をセーブする方が増えて、仕事で時間を持て余す場合と、肉体度労働は、疲労ばかりが蓄積して不健康になりがちです。

まぁでもあからさまに不機嫌になるよりも、平和であれば、日々感謝しながら行動する方が良い、毎日屋根のある温かい部屋で過ごせる有難さを・・

先日Netflixで『不毛地帯』をみて、涙ながらに思いました。シベリア抑留で11年も、地獄のような生活を強いられ、マイナス30度でまともな防寒具も無く、腐ったキャベツのスープとパンを食べ、過酷な労働に耐え、帰還された方もあるのですから…極限まで耐えられた人の生命力は恐るべしです。

それから伊藤忠（商社）へと舞台は移っていく山崎豊子さんの小説です。唐沢寿明さんや、竹野内豊、和久井映見、原田芳雄さん・・名優ぞろいのドラマです。高度成長期　勢いのある昭和のお話で、重厚なインテリアや飛び交うマネーの額もビッグでした。（適当ですみません）

時代は移り変わって、パーっとすることは少なくなりましたが、日本はダメだ、政治が悪い、など言ってとて、政治家でも無いのでどうしようもない・・機嫌よくやって行きましょう。平和で便利な世の中です。うっ滞する事無く、楽しみを探して生活してゆきたいですね。それには、まず健康です。

冨永雅代: １９７１年3月２４日生まれ　ＡＢ型　　美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロンエステティックトミナガオーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ　エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。

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