こんにちは！エステティシャン 冨永 雅代です。
今日の大阪は、蒸し暑い雨です。高温多湿は体にとってものすごいストレスです。体力を奪います。体調が優れない・・と思われている方も多いかもしれません。
台風や豪雨、自然災害の不安や、コロナショックで、今年の夏は「ストレスのかたまり」かもしれません。十分なエネルギー源を食事やサプリメントで獲得しておきましょう。逃れられない時の経過・・老化による抗酸化力をUPしましょう、 睡眠の質を高め、7～8時間確保しましょう。
そして今！最も注意しなければいけないことは脱水 熱中症です。
十分なエネルギーの獲得
生きているだけで何もしなくてもエネルギーを使っています。脳や身体の使い方によって、エネルギーの質や量は違ってきます。脳や身体をしっかり動かし、豊かな精神状態を維持するには、身体のエネルギーが満ちていることがキーになります。人生を楽しいものにしていく、その大きな条件がエネルギーの充足です。
エネルギーの不足は、心身・精神状態の不安定につながります。
エネルギーとカロリーは別物です。カロリーを化学的に変換していくと、エネルギーに代わります。カロリーの源は、糖質・脂質・タンパク質に含まれます。糖質はエネルギーに変換しやすく、脂質とタンパク質をエネルギーにするには、体内で手間がかかります。体内にその回路があり、その過程でビタミンB群が補酵素として不可欠です。ビタミンB群の不足は、疲労物質が増え、中性脂肪が増え、肥満の元、また血糖値が不安定になり、体調が整いません。
知らないと怖いビタミンＢ群の不足とお肌・体・心の不調の関係
上記のエネルギーサイクルの中で、ATPという物質が体内で作られ、それが沢山あればエネルギーに満ち溢れています。（エネルギー産生過程は大まかに、解糖系、TCAサイクル、電子伝達系があり、最強は電子伝達系での産生です。それには、40歳ごろから急速に低下するコエンザイムQ10が関わっています。）
ビタミンＢ群+ビタミンＣ+コエンザイムQ10の補給はエイジング世代に必須の栄養です。疲労回復、酸化ストレスから心臓を守る、筋肉や腱を守るためにビタミンEも必須です。
ストレスで傷付いたり、酸化する細胞を守る！ビタミンE
脱水（熱中症対策）
一般的な脱水は高温多湿によって、汗をかくと汗と共に塩分やカリウムなどのミネラルとビタミンも失われます。そこに水だけを飲むと、体液が薄まりミネラルバランスが崩れさらに脱水が進んでしまいます。
脱水（熱中症）が進むと脳の体温調節機能に支障が起きて、結果・・最悪では死につながります。特に高齢者、体力の無い人、幼児は注意が必要です。
高温多湿の環境で運動をしたり、長時間過ごすことで起きる脱水は、細胞内液外液の水分やミネラルバランス、また病態によって３種類に分類されます。いずれの結果も体温調節機能に支障、体液量の減少、血液濃縮、循環不全、酸素供給の停滞、様々な臓器の機能の障害、腎機能低下で老廃物が体内に残留し、循環不全・・ 腎不全、脳梗塞、心不全などに進行します。
熱中症による脱水をなめてはいけません！
カフェインは血流を悪くし、血管を収縮させますので、夏汗をかいた後や、体力の消耗が激しい時は避けましょう。
経口補水液は、ナトリウムとカリウムが多く、糖質が少ないのでスポーツドリンクとして召し上がれます。当店では水に溶かすレモンＶをスポーツドリンクの代用品としてご紹介しています。糖質が多いスポーツドリンクはビタミンＢ群の消耗につながります。
日ごろからアミノ酸をベースに栄養の補給を欠かさずに、十分な睡眠、規則正しい生活を心がけて、体力の消耗が激しい夏を乗り切りましょう。
【新陳代謝と血流】が良ければ老化しない疲労しない。
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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