栄養とお肌の関係 美肌メソッド

糖分の摂りすぎで肌トラブルが出るのを防ぐには。

こんにちは!エステティシャン冨永雅代です。
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寒くなると甘いものを体が求めるようになり、知らず知らずのうちに、摂りすぎになっています。
(チョコレート売り場を見てください。季節の限定品でいっぱいです!)

肥満だけにとどまらず、お肌にもマイナスの影響がたくさんあります。街にはスウィーツの新製品やチョコレートの限定品が溢れています。気軽に楽しめるもの、リフレッシュできるものがスウィーツになっている方も、ありますね。。一時的にHappyになるのですが。

これまで、お肌の健康に欠かせない、摂っていただきたい栄養についてお話ししてきました。今回は、逆に摂ってほしくないもの・・・糖について取り上げます。

糖分のお肌への害

お肌に有用なビタミン・ミネラルの消費

糖分をエネルギーとして利用するために、お肌にも有用なビタミンやミネラルが大量に消費され、不足が起きやすくなります。

もっとも多く使われるのがカルシウムとビタミンB。

糖分が入るとカルシウムが浪費され、体内のカルシウムが不足すると、お肌がカサカサしたり、刺激に弱い、過敏になります。
参考⇒カルシウム不足で起きる3つの肌老化

同じく、ビタミンBが不足すると、年齢不相応なべたつきやニキビが発生しやすくなります。
参考⇒知らないと怖いビタミンB群の不足とお肌・体・心の不調の関係

黄ぐすみ・たるみ

過剰な糖分によってお肌のコラーゲンが変質する現象です。

黄色っぽいクスミが表れ、透明感が無くなります。お肌の弾力も失われ、しわやたるみが出やすくなります。

糖分の摂りすぎを控えるには

甘いものが食べたくなるのは、味覚の好みだけが理由ではありません。実は体の様々な不調、不足が引き金となり、手軽な解決策として糖分が求められているのです。

糖分を求めてしまう原因を知って、根本から対策をなさってください。

体を冷やさない

糖分は体を温めるためのエネルギー源の一つ。吸収が早いので、瞬間的に効きます。秋冬に甘いものへの欲求が高まるのはこのためです。

体が冷えていると、手軽に糖分で暖をとろうとする傾向が強くなります。お風呂にしっかり浸かる、適度な運動をして筋肉をつくるなどして、血行を促進し体温をあげていきましょう。

参考⇒冷えは克服できます。簡単で美肌効果も抜群。3つの見直しポイント

冷えそのものもお肌の老化要因ですので、まとめて対処できれば、ぐっとトラブルも減ります。

タンパク質でゆるやかに血糖値を保つ

女性に多い低血圧。危機を感じた体は血糖値を上げようとします。

これを糖分でやってしまうと、ドカンと血糖値が上がった後、急降下してますます血圧が低下→もっと甘いものが欲しくなる、という悪循環に陥ります。

低血圧の解消には、タンパク質がおすすめです。ゆるやかに血圧が上がり、体を温めるエネルギーにもなります。おやつには、手軽に摂れるチーズやヨーグルトがおすすめです。

その気がなくても増える糖分に注意!

パンやジュース、スナックなど、気軽に取れてストレス発散になる食べ物があふれています。意識しなくても糖分が過剰になりがちです。

お肌は内面のディスプレイ。お肌に不調が表れたら、スキンケアだけでなく、普段の生活も振り返って見てください。

原因や対処法がわからない肌トラブルでお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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