こんにちは!エステティシャン冨永雅代です。
ちょうど去年の今頃、台北で偶然行ったSPAサロンが、何もかも素晴らし過ぎて、ここに出会ったお陰で、またセラピーをやり直したいと思った事、年間100回ほど何かしらの施術を受けて、30年〜が過ぎ、「人の身体の声が聞こえるセラピスト、ゴッドハンドって、こーゆーことか」と思う人に出会えた事で、時間が出来れば行きたいと先日行った時の事です。(もし、彼女が辞めることになったら、必ず連絡をして欲しい!とLINEの交換をしました。)※サロン名は書きません。大切なお客様には教えたいけれど、誰が見るか分からないブログに書きたく無くないからです。
先日、そのサロンで私より先に施術を終えて、セラピストがお見送りする際に、ものすごく横柄な態度で、バッグはルイヴィトン 、見なりもキャリアウーマン風で、身体がデカい。威圧感があって、セラピストが萎縮しているのが分かりました。
セラピストの彼女には、前回ヘッドスパを受けていて、ベテランでは無いけれど、丁寧でしっかりトレーニングを受けて情熱を持ってトリートメントにあたっている事にとても、好感度を持っていたから、「あ〜こーゆー客って本当に嫌なヤツ」と思ってしまいました。
セラピストやエステティシャン私たちの仕事は命を削ってやっています。もちろん、お客様無しでは、成り立ちません。
だから、最大限お客様の健康に役立って、気持ちも身体もお喜び頂く事が醍醐味です。
詐欺まがいのサロンは知りませんが、しっかりトレーニングを受けて、正しく行なっているのに、上からや斜めからしか物事を見られない人は、もはや心と身体が、手に負えない不健康な状態と私は捉えています。不健康な人の負のパワーは、私たちの身体にも大きなダメージを与えてしまうし、もうそれは範疇では無いので、そんな嫌な思いが残る客は断って欲しいです。なぜなら…を書いていきます。
セラピーは、健康のために無くてはならないと私は実感しています。世の中がデジタル化し、画一的になれば、時間がとてつもなくかかるコトですから行う人、受ける人も、減って行く、現にそうなっています。
時代に合っていないと撤退する会社が多いからと皆んながそうすれば、時間をかけて進行する失って初めて分かる何よりも大切な健康について、誰が寄り添ってくれるのでしょう…病院に行く前の予防ケアとして、時間をかけて外から揉んだり、お客様のお話や状態をじっくりみて差し上げる必要な役割を担っているセラピーを守っていくべきだと思います。
いつも必要としている方に、良い技術を提供出来るようトレーニングと準備が必要で、とても時間もかかるのですから、嫌な客に時間を費やす必要はありません。そのせいで、セラピスト生命が絶たれてしまう事だってあるのですから。
どんなお客様でも来て欲しいと言うような、困窮した状態にならない様に準備は必要です。
自分の商品(技術)に自信を持てる様、手探りでは無い状態にまでしておかなければいけません。
私の場合は、勤めたばかりの頃は、会社の集客のやり方が新聞広告だったので、真の金持ちや、スマートな方が多く、また初心者だった事もあって、嫌な客は1人も思い出せません。時代も若い人、新しい事を応援する背景だったと感じます。
24歳で独立してからは2人お断りした方があります。ステイタス高めで、横柄で、自己中。通ってくれるけれど、それが苦痛で心を込める自信が無くて断りましたが、今思うと正しい判断でした。
体調が悪く、施術が出来なくなりました。スタッフに委ねる事も不可能です。
と、断ったと記憶しています。
変な嫌なヤツに合うと、普段何気無く接している人がとても良い方だった事に気づく事はメリットですが他は無しです。昨今良心的にやっているセラピーの価格は激下がりなので、嫌な客は特に腹立たしく感じます。両脇脱毛が100万円の時代から、今は数千円ですもんね…(脱毛はエステの範囲外ですが)
キラキラを沢山身につけて、ハイブランドのエルメスやシャネルのバッグを通行手形的に持っていたとしても、通せません。
ウチの息子が行っていた小学校の運動会ではエルメスのバッグを持ってきている人が目立ちましたが、TPOが違うし、スーパーのレジ袋の方がどちらかと言うとマッチする日だし、重たいのに、私には理解できませんでした。1人がそうすると右へ習え的に、皆んなが集合する時に持ってきたい気持ちは分かるけれど…私はそういった属性の人が嫌いです。
仲の良い友達であればアドヴァイスするか、代替品を紹介していたでしょう。旦那や親の功績でそういった高額品が安易に手に入ることをあたかも自分の手柄の様に自慢する人も、放っておけば良いのです。「知らんがな」の一点張りで!持っている方が不幸な場合も多々あるのに…と。
反射のフロント企業かもしれないし、マネーロンダリングの温床かもしれません。
お金は取り合いです。たくさん持っている人が偉いとか、分かりやすいかもしれませんが、その基準は誤っています。人の役に立ち巨万の富を得た人がいるとしたら、そんな事で自分の価値を示そうとはしないでしょう。
高額品を身に纏って、自慢しないといけない人達も色々な闇を抱えて、それでマウントを取ることで均衡を保とうと努力しているのかもしれませんが、それは健康では無く不健康な方が多い様に見受けます。
長くなりましたが、そんなお母は族まがいの人達に期待したり、怯えたりする事は不要です。
セラピストは、体にダメージが大き過ぎて、それに見合う収入が得られない仕事です。
私は本当にラッキーでした。命があってなんとかこの仕事を続けてこれた、応援してくださった人、お客様達に感謝しています。
今、求人を出していて、それでもセラピストとして生きていこうとしている人達が沢山いる事が分かりました。サロンワークでそこを上手くクリアしていってもらう様、整えていく事が今後の役割になりました。
嫌な客か、そうでないかを精査をする時、そんな自分で良いか迷う事もあるでしょう。その時にお客様のステイタスや持ち物などのいろんな情報を入れ過ぎ無い方が良いです。直感で嫌かどうか、です。
嫌な客に接している時、あなたにとって必要な良いお客様との出会いを失っているかもしれ無いのです。
直感力が無い場合は、一点を見つめて育んでください。
今日書きたかったことは、直感的に嫌な客は、断固として断りましょうという詳細です。
善良なセラピストやエステティシャンに届きますように願っています。お客様の役に立ち、力添えをし、本当に喜んでもらえて、長いお付き合いが出来るそんなセラピストが充実した人生を送れますよう、心から願っています。
エステティックトミナガでは、エステティシャン、セラピストを募集しています。社員、アルバイト、パート、業務委託その他。詳細をお聞きになりたい方はお気軽にお尋ねください。
この記事を書いた人
-
1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
→詳しいプロフィールはこちら
最近の投稿
- 新着情報2024年11月9日技術者は職人気質です。
- 新着情報2024年11月6日今行った事、人の名前も思い出せない…
- 新着情報2024年11月4日クレンジングで大切な事、刺激が無い、水はけが良い…泡立たない炭酸クレンジング
- 新着情報2024年11月3日毎日足の裏の浮腫みを、解して取りましょう。