新着情報 美肌メソッド

疲労感、食後の酷い眠気、だるい、イライラ、無気力・・糖質の摂りすぎで起こる低血糖症状

こんにちは!エステティシャン冨永雅代です。
DSC_4871
低血糖症って、何?と思われる方が多いと思います。でも知ると「あ〜うんうん、私も、身近にも。。」となるかと思います。

高血糖(糖尿病)の方が、良く聞いたことがあるかと思います。(血糖値をコントロールする、インスリンが分泌しなくなり、薬で調整する・・。)

その逆、低血糖の症状で体調不良になっている場合も多くあります。昨今では外で気軽に食べられるものの殆どが、炭水化物や糖質です。加工品は、甘くする事で、食べやすくなり→売れる&コスト削減になりますので、販売する側にメリットは多いです。食べる方も楽チンです。病気の人が増えれば、薬も良く売れるようにな流でしょう。

健康に良い食事は、コスト高で、手間暇が付き物です。

コンビニエンスな食事、パンやおにぎり、ラーメン。。それらを食べる事で、血中のグルコース濃度が上がり、そして下がるのですが、その振れ幅で、不調を感じます。

糖分・炭水化物を摂取した後、血糖値が上昇し、その後下降する事で、頭痛や、めまい、意識が朦朧とする・・など、毎日召し上がる事を繰り返しているせいで、イライラしたり、不安になったりの不快感を感じる事になります。

高血糖は、活性酸素の発生で、血管ダメージが脳や心臓などに悪い影響が出ることが深刻なため、情報や治療についてもメジャーですが、低血糖については、未だ情報が不足しているようです。(この記事は2016年のものですが、最近は血糖値を自宅で計れる器具がAmazonで販売されています。真剣に取り組む方は、数値を測って把握されると、糖質制限に信憑性が高まると思います。)

不快な症状を更年期や、歳だからと一括りにされている方も多いように思います。バランスの良い食生活、糖質を取り過ぎない、(もう既に身体に蓄積されているかも)その工夫をした上で、精査したほうが良いと思います。

現代人は糖質を知らず知らずにとっていて、糖質依存体質に陥りやすいです。甘いものを食べると血糖値は上昇します、そして上がった後、下降します。(そのバランスを取るのがインスリン(ホルモン))若く、免疫力・スタミナがあると、ホルモンの働きも活発で、ダメージを感じにくいですが、加齢や身体の状態により、インスリンの働きも弱くなります。スタミナが無い、イライラしたり、不安になったり体中が痛い。。そんな症状が糖質の摂りすぎにより出ている事を、知らない方が多いのです。

ストレスや疲れを、手軽に手に取れる、甘いもの、パン・お菓子を食べて「あ~~スッキリした。」と体力が消耗して、疲れているのに、それを一時的な血糖値の上昇でまかなえば、更に不調の原因になります。(依存症)

今日は、食生活のバランスが取り難い昨今に潜在的に多く、(ご飯、麺類、パンなどの糖質を沢山とり、知らないうちに糖質依存の身体になっている)診断が付きにくい『低血糖症』について書きたいと思います。

低血糖症は、うつ病や、パニック障害、動悸や、イライラ、不安感などの自律神経失調症と何ら変わりが無く、誤診されやすい病気です。
そのため、症状が気になり、精神科を受診し、薬物治療を開始し(精神安定剤や抗鬱剤)いつまでも薬の治療を続けていかないといけなくなる人も多くあるようです。

サービス業や、食生活のバランスが取り難い一人暮らし、自炊しない方は、低血糖症になりやすいです。糖質は、様々な食物に含まれていて、取り過ぎる身体に良いことがありません。皮膚や、全身も老化し、弛緩します。身体は重く怠く、痛みも伴います。一時的な美味しい快楽を与えてくれるけれども不調の元になる事が多いです。思い当たることがあれば、糖質を制限したり、抜いてみてください。また低血糖は薬で治すものでは無く、食事の取りかた日々の生活習慣の見直しによって改善していくもので、神経系の症状を薬で抑えるような治療法では元も子もなくなくヘルシーではありませんよね。。

低血糖の症状

低血糖症は、自律神経失調症や精神疾患に誤診されやすい症状です。

低血糖状態から、身体を守ろうとする身体の働きで、副腎からアドレナリンなどのホルモンが分泌されることで
動悸・イライラ、不安、めまい、パニックなどの神経症状が出るからです。

人によっては、発作的に泣いたり、暴れたり、幻聴や幻覚を見たりすることもあります。酷い頭痛に悩まされる人も。

こんな症状でまず疑うのは精神疾患。精神科に受診し、対処療法となるお薬を投薬、治らないのに、飲み続ける事でかえって不健康な状態が続く場合も、原因を知りそれに合った対処をしないと改善は見込めるでしょうか。。

集中力の欠如、眠気、頭痛、物忘れがひどい

低血糖症になると、血糖値が低いせいで、身体の各部にエネルギーが回らず、いつも眠い、疲れやすい、身体がだるいなどの症状が出てきます。食後にひどい眠気に襲われたり、手足の冷え、しびれ、頭重感、だるさ、筋肉痛、むくみ、更に加齢が加わると、物忘れが激しい、気分の浮き沈みが激しいなど。

「ボーっとして、何も考えられない」など集中力の欠如、眠気、頭痛、物忘れが酷い・・。人の話を聞けない、すぐキレる。。ストレスに弱い、小さな事が気に成る。無気力。。症状が酷くなると意識障害が起こり、今どこにいるのかわからない状態になり、痴ほう症と間違われる事も。

太りやすい、年齢と共に悪化する場合も

低血糖症の方は、パンや簡単に口にできる、糖分を含んだ食べ物、外食に頼った食生活が多く、それだけでも太るのですが、インシュリンが大量に分泌される事で脂肪の分解を抑制され太りやすなります。皮膚が弛緩しやすく、見た目も醜くなります。

食後に手足のしびれ、寒気、冷や汗

低血糖症は、血糖値のコントロールが上手くできなくなる状態です。糖分を含んだ食事の後、血糖値が上昇し、その後乱降下する事で、手足のしびれや、発汗、動悸、めまいや不安感などが生じるなど、食後に様々な症状に悩まされる事があります。

不規則な食生活、糖質の過剰摂取、食生活の乱れが原因

決まった時間に食事を摂る時間が無く、お腹が空いた時に、パンやコンビニフード、お菓子を食べていませんか?
血糖値が急激に上昇、下降を繰り返すことで、上記の様な症状が表れます。

特にスタミナが不足する季節、ストレスが多い方は、疲労が多いかたも、低血糖症を感じやすく、食事の傾向でより悪化します。

高たんぱく食、肉、卵をメインで改善!

糖質は体に必須の栄養では無く、年齢を重ねる毎に負担のある栄養になります。(アスリート急に運動されている方は除く)また、勝手に天然の食物から入ってきます。一方で、肉(牛・豚・鶏)卵などのたんぱく質は身体の細胞、筋肉、皮膚、内臓、血管、全てたんぱく質無しでは作られない必須の栄養です。

たんぱく質(お肉、卵、魚)やお野菜などのおかずをメインに食べた後であれば、少量のご飯でも満足できると思います。手軽に補える卵をゆで卵にし、間食にしましょう。小魚、ナッツ類でもかまいません。脂質は新陳代謝を高めるエネルギー源になります。

パン・ご飯・お菓子など血糖値が急上昇する食べ物、を数日間抜く、または制限する、食べる順序を変えたり、工夫して体調の変化を見てみて下さい。体調が良くなるなら、不調の原因は低血糖症です。体調がより悪くなる際は、重度の糖質依存症で、少しづつ糖質を減らす工夫が必要です。

血糖値の上昇を穏やかにすること。低血糖症は食事抜きでは改善できません。
体質にまつわる食生活(嗜好や食べ方)は、子供の頃からずっと根付いてきたものが多くそれには体質も大きく関わっている為、変える事は本当に難しい事です。変わったと思っても、またそうなりやすい方に戻ったりを繰り返す事も。

食べたもので身体は作られます。規則正しい食事、バランスの良い栄養を取りながら、長きにわたり見直していかないと、起こっている事、体質の改善は難しいです。

低血糖症は、もともと食の細い方、貧血、アレルギー体質の方→体力が無い方に特に起こりやすい症状で、お薬で簡単に改善するものでもなく、日々の食生活を見直すしかありません。また今、スタミナがある方は感じ難いのです。でも、体の肥満や弛緩に表れていますから、これもヘルシーとは言えません。

パンや、お菓子、直ぐに口にできるものが溢れている時代ですが、それは大敵。飲食を販売する側の人たちは、身体の健康に根付いたことをする前に、話題性と売上に必死です。

身体の不調は繰り返すうちにその状態に慣れてしまい、自覚が出来なくなってしまいます。
若い時はスタミナや精神力で乗り越えられる事もありますが、後々になって、身体の症状に苦しむ場合もあります。

健康を守るのは、ご自身にしかできません。高たんぱくな食事を習慣に、食生活を改善していただけましたら幸いです。

toiawase

この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

詳しいプロフィールはこちら

-新着情報, 美肌メソッド