こんにちは。エステティシャン 冨永雅代です。
考えれば考えるほど、複雑になって、うまく行かない事ってありますよね。
お肌も同じで、トラブルが起きたときに「嫌だな」「悲しいな」と落ち込んでいると
ますますひどくなった経験ありませんか？
肌は内面のディスプレイなので、体と心の状態も映し出します。
先週の美肌メソッドでは、
シミの原因に様々な内面バランスの乱れがある事をご紹介しました。
内側に原因のあるシミは、外側から手を加えただけでは治りません。
内側からシミを予防・改善していく方法を 今回はご紹介します。
外側からのシミケアは基本です
内面の変化がシミの原因とはいえ、
・代謝を良くしてメラニンの排泄を促す
・紫外線対策を徹底する
というスキンケアは基本です。
シミができるお肌は、内面の変化と加齢で、外部刺激に反応しやすくなっています。
一層、紫外線対策と日々のお手入れに力を入れて下さい。
シミは消しゴムで消すようにはできません。
代謝を上げること、老廃物を溜め込まないことが必須になってきます。
潤いと活性を与えるエイジングケアを継続して下さい。
まずは生活習慣を見直しましょう
当たり前すぎてがっかりされるかもしれませんが
睡眠・栄養をしっかりと取って、運動をして、ストレスをためないこと。
この基本を押さえることで、ほとんどの問題に対応ができます。
※でも、それができない忙しさに見舞われることもあると思います。
そんな時は落ち着いてからリセットを忘れずになさってくださいね。
▼前回この図でシミの出来やすい箇所と内面の原因についてお話ししました。
女性ホルモン、自律神経、内臓など様々な要因があって心配になりますね。
私自身、40代を迎えたときに実感したのですが、
疲労や体の変化など、
いろんなことが複雑に絡まりあいながら雪崩の様に押し寄せます。
原因がシンプルに１つだけ、という方の方が珍しいと思います。
しかし、ホルモンや自立神経の乱れ、内臓の疲労も、
もとをたどると生活習慣の問題とストレスに辿り着きます。
そして、この問題を無視してスキンケアに投資してお金で解決しようとしても、
期待する結果は得られません。
美白効果も期待してストレス解消にビタミンC
とはいえ、現代はストレス社会。
仕事や家事・育児に忙しい女性が整った規則正しい生活を送ることは
とても難しいのが現実です。
そんな中で手軽に出来るせめてものことが、
ビタミンCを意識的に摂ることです。
ビタミンCは代謝・抗酸化に役立ち、
メラニンの抑制・還元もする美肌美白の基本栄養素。
ストレスがかかった時に働いて、症状を緩和する効果もあります。
この2つの面から、ビタミンCは内面性のシミにも効果的です。
肝斑治療で有名なトラネキサム酸は？
と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
トラネキサム酸はメラノサイトの活性化を促す酵素をブロックする働きをします。
シミが出来る直前で働くのであって、
ストレス、ホルモンの乱れなどの問題には関係ありません。
とりあえずシミを何とかしたい、という方にはいいかもしれませんが
内面トラブルは、シミ以外にも様々な形でお肌に表れます。
根本的な問題を解決しなければ、いたちごっこになってしまうでしょう。
さいごに
30代後半から40代にかけて、
女性の心と体は、全く未経験の大きな変化を迎えます。
お肌の変化はその一部。
本当の問題を見逃さないことが、健康で美しいお肌に繋がります。
お悩みの際は、ぜひご相談下さい。
お話を聞いて、お一人お一人にあわせたアドバイスをいたします。
リクエストや、個別のご質問がございましたら
↓↓こちらからご相談ください↓↓
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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