こんにちは！エステティシャン 冨永 雅代です。
エステのお客様がお越しになられたら、私はお顔から背中とデコルテまでしか、今は触れることは無いのですが、たいてい脚が浮腫んでいる方は、首や背中にも異常が出ているし、肌の状態、張りや色で、色々な事を感じる事ができます。
例えば、目の周りにクマが出ていて、血色が悪く、全体の線がぼやけている、張りの無さを感じれば、鉄欠乏を疑います。鉄欠乏はタンパク質やビタミンB群も一緒に不足していて、有経女性であれば前後に不調をお感じかと思います。
エステにお越しになるご年齢でニキビがあっても、鉄欠乏を疑います。これは、普段の習慣で長年持っておられたもの、お若いときは若さのパワー全身でカバーできていたものが、加齢やストレスで耐えられなくなり出てきたと思っています。
全身で実感されているはずなのですが、それが日常で気づいてらっしゃらない場合も。この辺りを知らん顔しようかと思う時もあります。お伝えするのにものすごくパワーと時間が必要だし、伝えたとてご自身の状態の悪さに目を向け気づいて下さる方と、関係無いやん、と鬱陶しく思う方もあるかもしれません。
その時興味をお持ちになっても、直ぐヤメテ続かない方もあります。
栄養欠損は範囲が広いですが、女性の場合は、まず鉄欠乏を何とかしないと、妊娠出産にも問題が出ますし（妊娠しにくい、産後や胎児への影響）しなかったとしても病気の引き金になったり、肉体＆精神面でトラブルの元なのです。生理により排せつがある事、食生活で不足が顕著で、日本には補う習慣が無いからです。
肌をどんなハイクオリティな製品と、研究した技術でセラピーを施したとしても、目の下のクマやニキビは鉄欠乏が改善されない限り、消えません。一時的に感じなくなったとしてもまた出てくるし、他の問題はそのまんまになっています。
それを24歳くらいで痛烈に思い、栄養のアドバイス、肌がディスプレイで身体の中の状況が映し出される場所。だという事を思い続けてようやく自分自身で納得するようになったので、どんな事も思い続けて結果が出るのだな、と思います。
栄養についての意味を全く理解されていなかったり、信用してもらえないのか、ご自身の健康状態をとても軽視なさっていることを残念に思う事もありますが、遠慮なくそれが私の仕事だから、必要な事をより理解していただきやすくお伝えする努力を怠らず、通信などをお渡しして、ご自身でも検索して知識を得て下さい。とアプローチはやり続けています。
鉄欠乏は免疫力が低下し、感染症にもとてもかかりやすいです。常に酸欠状態が続き、しんどいです。こういった事も実際毎日その視点で人と会って、危険だなぁ・・と思っていた人が病気をしていかれるのを日々見ているので、言い切れるのかなと思います。
病気をしても高度医療に支えられているので、自主健康管理するよりも安上がりかもしれません。でも完全に思考は変わってしまいます。
鉄欠乏はヘム鉄とビタミンC（タンパク質）を補えば、結果が早く出ます。もし何の効果も表れなかった場合、造血に必要なビタミンB群も欠損している可能性があります。でも鉄は体内に貯蔵され、日々排せつされ食べ溜めが出来ないビタミンでは無いのです。
病気になって「これで良かったんやと思う」と仰る方がありますが、それはもし、すこぶる健康な状態だった場合（周りの方にかけている迷惑など）比較した上で思われるのでしょうか？と聞きたくなるんですよね。。
病気は仕方ない事かもしれません、でもこれで良かったと諦めの言葉は発するのは大嫌いです。
ポエムの様な感情論にどんどん全く興味を示さなくなっています。昔はそうでも無かったのに～（笑）
私も昔の血液検査データを見ると鉄欠乏があり、ニキビもひどかったし、全身が酸欠（重く怠いときがあり)精神的にも思考がいつも定まらなくて、今も問題が無いとは言い切れませんが、効果はものすごく感じています。栄養のお陰で強くなれました。
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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