エステのお仕事 冨永雅代のブログ

エステティシャンが学ぶには現場しかない。エステティシャンこそエステへ行くべきです。

こんにちは!エステティシャン冨永 雅代です。
DSC_1573

台風の日に、21歳のエステティシャンがエステを受けに来てくれました。
とってもキレイな女性で、お肌もピカピカで・・エステティシャンにしては珍しい華奢な方だったのですが、何となく同業かな??と直感的に思ったんです。お帰りの際に、教えてくださいました。

お手入れ後に、私のオリジナルメソッド『スキンケアリフト』を「自分もしたい」と言って下さって。

嬉しいですね・・。

同業って、血の繋がっている様な感覚を覚えます。そんな機会があったら、お客様に心底喜んでいただけるエステティシャンになる様に、きちんと指導させてもらいます。

私も、本当に色々なエステに行きました。

20代の時は、ほぼ毎週通っていたフランソワーズモリスサロンのエステティシャンと仲良くなり、福岡、東京そして海外にも一緒にエステを受けに行きました。

彼女には多くの事を教えてもらいました。お客様の皮膚トラブルが手強い時も、必ず相談しました。

今、私が実践しているエステティックサービスのほとんどは、こうした経験を経てお客様がどうお感じになるかを客観的に見て作ったものです。

ですので、エステティシャンがエステを受けに来てくれる事はとっても嬉しいんです。

昨日も、色々な事を思い出したりしました。

エステのお仕事に就いたのは21歳のとき、何も解らずサロンに務め、お客様に入りだしました。

「これでいいのかな・・?」と疑問に思い、お客様にご迷惑がかからないように、とエステティック協会のスクールに行き、資格を取りました。

が、これは今考えても全く役に立っていません。(その資格に何の意味があるのかも私の場合は未だにわかりません・・)

エステティシャンとして重要なのは、お客様に心底満足していただくこと。 

その中でも1番は『技術で結果を出す事』

それから安心感のある物腰、お客様のお話をきちんと聞き癒してさしあげる事。先を見越したアドバイス ご自宅でのケア方法のご提案 多岐に渡ります。そしてエステティシャンとしてのたたずまいを多くのセラピストから学ばないといけません。

そして申し分の無い満足をお客様に与え、お客様から愛されるエステティシャンにならないといけないんです。(私も沢山の技術者にエステをしてもらいましたが、愛したのは1人だけです。)

とても難しい事です。

でもそれを追求しなければいけない、その材料は現場にしかありません。技術を身に着けた上でお客様に当たると、お客様が沢山の事を教えて下さり、正の連鎖が起きます。

となると、学校での勉強はとても時間がもったいないかもしれません。モチベーションも年齢も目的も違う人たちが、お客様のニーズとは違った内容の勉強をするのですから・・。

とはいえ、私もいつか、志が同じ、若い(20代)技術者に、自分のエステティックを教えたいと思っています。日本のエステティシャンは良い人材が少なくなってきているので、海外(途上国)で、とも考えています。それは自分自身がこの仕事について幸せな思いを沢山してきたからです。

でも昨日来てくれた若いエステティシャンの様に『お客様に良いエステティックを』と思っている女性もまだまだいるんですね・・。

嬉しかったです。

この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

詳しいプロフィールはこちら

-エステのお仕事, 冨永雅代のブログ