こんにちは!エステティシャン 冨永雅代です。
私は、ぼちぼちですが、趣味で長くバレエを続けている事で、まっすぐな立ち方や姿勢について意識する習慣があります。バレエの教室に行くと、鏡で全身チェックするので、色々気づく事も多いですね。
私は腹筋が弱く、身体が後ろに反りやすい傾向で、少し、右に傾いている事もあって、首から背中の凝りが酷くなりやすいんです。
鏡でチェックすることで生まれる正しい姿勢は見た目だけでなく、若さを保つための条件にもなると思うんです。
悪い姿勢の悪影響
猫背で顔・胸がたるむ
態勢が前のめりになるとお顔や胸も下向きになり垂れていきます。年齢を重ねてコラーゲン遷移などの減ったお肌は角度が変わっただけでずいぶん動いてしまいます。
骨盤がゆがんでお尻が垂れる
猫背や変に反った姿勢を続けていると骨盤が前に向かって倒れ、お腹が出っ張る一方でお尻の筋肉が弱くなり、お尻が垂れたりぺたんこになります。そして広がり大きくなります。
脚がゆがんで下半身太り
日本人に多いO脚、筋力の低下でよりO脚に傾きやすいです。また本来とは違う筋肉を使うことになり、足の外側が凝って太くなります。また血管やリンパが滞るため、むくみも起きやすいです。
また、それぞれの部分の歪みが他の部分の歪みを悪化させてしまうという負の連鎖も起きやすくなります。
なぜ姿勢が悪くなってしまうの?
1番は筋力の低下です。また生活習慣の蓄積、仕事ので同じ態勢を続ける必要があったり、立ち方や荷物の持ち方のクセなどで、日々歪みが蓄積されていきます。最終的に骨格レベルの歪みになって姿勢として定着してしまいます。
机に乗り出してお尻を突き出すような座り方をしていて猫背になっていったり、スマホ画面をうつむいた角度で眺めることで頬が落ちてホウレイ線がついたり、立っているときに片足だけに重心をかけていたり、と無意識にしてしまっている歪み行動は結構あります。
正しい姿勢を手に入れる最初の一歩
全身鏡で自分の姿勢をチェック
まず、知らないことには始まりません。壁にかかとを付けて立ち、歪みがないか全身鏡で見てみましょう。
・この段階で頭が壁につかない方は猫背です
・腰の後ろが広く開いている方は背中が反りすぎです
逆に、手が入らないほど狭い人は腰が丸まり、お尻が垂れています。
・背中と頭はつくのにお尻が付かない方は胸が前に出てしまっています。
・両足のかかととつま先を揃えてまっすぐ立ち、脚の歪みをチェックします。
ふともも、ひざ、ふくらはぎ、くるぶしがくっついていますか?離れている場合はO脚です。程度の差はあると思います。
・体が左右どちらかに傾いている場合は骨盤も左右に、お腹がポッコリ前に出る場合は骨盤が前倒しになっています。
腹筋に力を入れ鏡を見ながらまっすぐ立とうと調整してみましょう。
歪みを産む習慣を意識する
ご自身の生活で長時間取っている姿勢や無意識にしている仕草を振り返ってみましょう。
・鞄をいつも決まった肩にかけていないか
・スマホやPC画面を上から覗き込むように長時間見ていないか
・座っているときに足を組む
・食べるときいつも同じ側で噛んでいる
・浅い座り方、またゆがんだまま座っていませんか?
・片足を支えにする立ち方
気づいたものからやめるか、左右公平になるよう意識的に変えてみましょう。
ストレッチで筋肉を柔軟に保つ
歪みを直すのにはストレッチが効果的です。鍛えるのではなく、固まった筋肉をほぐして適当な状態に保つことが目的だからです。
姿勢は筋力の低下で(腹筋)生活習慣やクセが蓄積して歪んでいきます。年齢を重ねるほど、歪みが強固になってしまいます。若々しさには正しいスキンケアと節度ある食事、そしてやはり適度な運動が欠かせません。お顔と体、皮膚と内面、全部繋がっています。
お肌のことを大切にされる方は、お顔だけに意識が集中しがちですが、姿勢の悪さ、身体のたるみがお顔の弛みになる事もあります。ぜひ全身をしっかりとチェックして、若さに磨きをかけていただければと思います。
ストレッチについてはまた改めて詳しく書きたいと思っています。
この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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