何気ない日常 冨永雅代のブログ 美肌メソッド

肌と紫外線について

こんにちは!エステティシャン 冨永 雅代です。
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紫外線にあたると日焼けをする、シミが出来る、肌がガサガサ、しばらくたってから色々なトラブルが・・と紫外線が肌へ大きなダメージを及ぼす 肌の大敵というのは、共通の認識です。でも、紫外線がどのように肌を攻撃するか、日焼止めクリームのSPF値について考える事は無いかもしれません。

今日は初歩的な事になるのかもしれませんが、紫外線がどのように肌にダメージを与えるかを知り、肌を守っていく対策を考えていきましょう。

紫外線は、波長の長い順にUV-AとUV-B UV-C 3種類に分けられ、波長が短いほど、人体に影響があると言われています。UV-Bは、日焼けして、赤く炎症を起こし、UV-Aは、深くじょじょに真皮層に悪影響を与えシワやたるみの原因になります。UV-Cはオゾン層がカットしてくれています。

紫外線 UV-A UV-B

UV-Aは、日焼けを起こす紫外線。紫外線の中でもっとも波長が長い。表皮の一番下の基底層から真皮まで達し、真皮層のコラーゲン・エラスチンを変質させます。またメラノサイトを大量生産して代謝できなかったものがシミです。UV-Bは、表皮までしか入れない分、パワーが大きく、皮膚が赤くなってヒリヒリする、炎症・水ぶくれなどの激しい日光性皮膚炎を引き起こします。ヒリヒリがおさまった後も色素沈着を起こしたり、シミ・シワを作ったり免疫力を低下させるなどの悪影響もあります。

紫外線が与える肌への害で、最も嫌なものは「シミ」・・その仕組みは、メラニン色素が肌を紫外線から守ろうとするメラノサイト細胞の働きです。メラニン色素は、肌に入ってきた紫外線を吸収。細胞が傷付かない様に肌を守ります。その働きを終えたメラニン色素が入った細胞は、ターンオーバーではがれ落ちると肌はシミを作らずに戻りますが、紫外線の浴び過ぎでメラニン生成が過剰になったり、新陳代謝が低下した年齢肌は、メラニン色素を含んだ細胞の排泄が滞り、シミになってしまいます。

年齢肌は、「紫外線を極力浴びない」「ターンオーバーを活発にする」心がけが必要です。

紫外線の影響と対策

紫外線に当ると、肌への負担がとても大きくなります。紫外線さえ浴びなければ、若々しい肌を保てるのです。

日本で紫外線量が最も多くなるのは、5~7月頃、午前10時~午後2時が最も危険な時間帯と言われています。が、11~1月を除いて紫外線について、年中気を付ける必要があります。

また、肌の老化を進行させるもの、免疫を弱めるストレスはシミも悪化させます。皮膚の免疫を落とさない事が美肌に重要です。ストレスは、メラニン色素の排泄を妨げます。

そして、紫外線を浴びてしまったら、赤くなった場合は、まず冷やすこと。その後シールドセラムや、モイスチャーマスクで、十分な美容成分を導入して、ターンオーバーを整えましょう。超音波をご使用になりますと、より美容成分が浸透し、皮膚キメが整います。

日焼止めのSPF値について

日焼止めクリームに表記されている数値SPFは、UV-Bに対して、PAはUV-A それらをどれくらい防ぐことができるか国際規格により計測された値です。

SPFは、何も塗らないときに比べて、サンバーン(炎症・日焼け)が起きる時間をどれくらい防げるかで算出します。何も塗らない時に、例えば20分で肌が赤くなる事を基準にし、SPF50だと20分×50=1000分 16時間紫外線を防げるということです。

PAは、PA++++(+の多い順にランク分け)が国内最高水準の防御能を示しています。

SPFと、PAの値が高いほど、紫外線は防げるはずですが、肌への負担も増える事、塗り方や、生活シーンでそれに全てをゆだねる事は危険です。紫外線をできるだけ浴びないようにする、日傘や帽子、サングラス、布で紫外線をカットしましょう。

日焼止めの紫外線吸収剤と散乱剤

紫外線吸収剤は、紫外線のエネルギーを吸収し、化学的に処理する日焼止め成分のことです。有機化合物が使われています。取り込んだ紫外線エネルギーを熱や赤外線に変換し、放出したり、消費します。吸収剤が化学反応を起こして肌を守ります。紫外線吸収剤を用いた日焼け止めは、高いSPF値で、使用感が良く、白浮きしない事が特徴です。
紫外線錯乱剤は、粒子(白色顔料)が光を反射する働きを利用して、紫外線から肌を守ります。肌の刺激になりにくい特徴がありますが、白浮や、使用感のなめらかさに欠けてしまいます。

数値の高い日焼け止めは、たいてい両方の成分が用いられています。

日焼止めを使い分けましょう

陽射しが強くない日、外出が短時間の日に、あえてSPF値の高い日焼け止めを塗る必要はありません。肌に負担を与えないためにも、使い分けをオススメ致します。

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この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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