分子整合栄養学 サプリメント 肌・心身の健康について

エイジング世代は、慢性的な程度炎症(インフラメイジング)に注意!

こんにちは!エステティシャン 冨永雅代です。

今日は、予防ケアについて書いていきます。なぜエイジング世代は慢性炎症に注意しないといけないのか、慢性的な程度炎症とは何なのかがテーマです。

年齢を重ねても元気に動ける心身を維持したい。でも予防ケアがままならず、炎症を起こしてから対処する事が一般的になっているケースが多いと思います。炎症は本来、感染やけがから身体を守り、組織を修復するために必要な身体の反応です。私が気になっているのは、明らかな感染やけががないのに、低いレベルの炎症が長期間続いているのに、気付いていない状態です。

加齢に伴う慢性炎症が、心血管疾患や糖尿病、慢性腎臓病、認知機能の低下、筋力低下と関連することが『Nature Reviews Cardiology』に掲載されています。身体はすべてがつながった一つの個体で血流や神経が全身に張り巡らされています。一箇所の病気や炎症でも、全身のバランスや機能にも影響が及びます。

風邪や高熱が身体に与える負担

風邪を引いたり、高熱が出たりすると、身体の中では免疫システムが活発に働き、炎症反応が起こっています。ウイルスなどの病原体を排除するために、免疫細胞や炎症性サイトカインが働き、体温を上昇させたり、全身の代謝を変化させたりします。この反応は身体を守るために必要なものですが、同時に大きなエネルギーを消費します。

また、炎症性サイトカインは脳にも作用し、倦怠感、眠気、食欲低下、集中力の低下などを引き起こします。身体が休息を必要としています。

高熱が続けば、心臓や呼吸器への負担も増え、体力を消耗します。特に高齢者や持病のある人では、感染症をきっかけに身体機能が低下することがあります。風邪や発熱による炎症は、病原体から身体を守るための重要な防御反応です。しかし、炎症反応が起きている間、身体は免疫活動に多くの資源を割いています。炎症が起きている部分だけでなく、全身の細胞の代謝にも影響します。

感染や炎症によって活性酸素の産生と消去のバランスが崩れると、酸化ストレスが生じます。酸化ストレスが強くなると、細胞膜を構成する脂質の酸化、タンパク質の構造や機能の変化、DNAへの損傷、ミトコンドリア自体の機能への影響 とジワジワと身体に負担がかかります。

口臭・歯周病と慢性炎症の関係

年齢ともに、口臭が増えるケースも多いです。単純に歯磨きを面倒くさく思う方も多いでしょう・・さらに唾液の減少と口腔内の自浄作用の低下が起こります。唾液には、食べかすや細菌を洗い流す作用があります。口腔内を潤し、細菌の増殖環境を調整する役割も担っています。

加齢そのものだけで唾液が必ず減るとは言い切れませんが、頸椎の歪み、お薬、脱水、口腔機能の変化などによって唾液が減少すると、細菌や舌苔が蓄積しやすくなり、揮発性硫黄化合物が増えることがあり、歯周病菌の増殖や歯垢の蓄積がある場合、すでに歯周病が始まっている可能性があります。

歯垢中の細菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯周病が進行すると、歯周ポケットが深くなり、口臭も強くなることがあります。口臭は歯周病の原因というより、歯周病や口腔内環境の悪化を知らせるサインの一つと考えられています。

そして、炎症を起こした歯ぐきは組織が傷つきやすく、歯磨きや咀嚼などの刺激で細菌や細菌由来の成分が血流に入り込むことがあります。これらが全身の免疫反応に影響する可能性があります。

炎症に負けない身体づくりに、基礎栄養のたんぱく質

私たちの身体は、食事から摂取した栄養素を利用してエネルギーをつくり、細胞を維持し、傷ついた組織を修復しています。その基盤となる栄養素の一つが、たんぱく質です。(その最小単位がアミノ酸です。)

アミノ酸を補給することと、身体に必要なたんぱく質を十分に摂取することは別の話です。たんぱく質は、複数のアミノ酸が結合してできています。身体の組織や酵素、免疫に関わるタンパク質などを維持するためには、必要なアミノ酸を確保するとともに、十分なたんぱく質を摂取することが重要です。たんぱく質は筋肉や皮膚、粘膜などの材料になるだけでは無く、免疫細胞、抗体、酵素、ホルモン、細胞内のさまざまな機能を担うタンパク質の材料でもあります。

感染症などで炎症反応が起こると、身体は免疫活動を活発化させます。その過程ではエネルギーや栄養素の需要が変化し、組織の維持・修復にも栄養が必要になります。

また、細胞のエネルギー産生を担うミトコンドリアも、酵素や構成タンパク質などを必要とします。十分なたんぱく質を摂取することは、身体の代謝機能や組織の維持を支えるうえでたいへん重要です。

そして、たんぱく質を多く摂れば炎症を防げるというわけではありません。炎症の予防や回復には、エネルギー、ビタミン、ミネラルなども含め、必要な栄養素をバランスよく確保することが大切です。

加齢とともに食事量が減ったり、食事内容が偏ったりすると、必要なたんぱく質を十分に摂取できないことがあります。日々の食事を見直し、不足がある場合には、効率よく補給できる方法を取り入れることも選択肢の一つです。

身体の代謝を支え、免疫機能や組織の維持・修復に必要な栄養を確保する。その基礎となるたんぱく質を、毎日の食生活で不足させないこと。

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トレーニングをする方こそ、たんぱく質の摂取を意識しましょう

筋トレや運動を習慣にしていても、たんぱく質を十分に摂取できているとは限りません。

トレーニングによって筋肉を鍛えても、その後の筋肉の合成や修復には、材料となるたんぱく質が必要です。赤身肉、魚、卵、大豆製品などを日頃から意識して食べている方は良いのですが、食事量が少なかったり、炭水化物中心の食事になっていたりする方は、必要量を満たせていない可能性が高いです。

そのような場合に役立つのがプロテインです。食事だけでは不足するたんぱく質を、手軽に補うことができます。

プロテイン、筋肉を増やしたい方だけの話ではありません。筋肉を維持し、身体の組織を修復し、日常の代謝や免疫機能を支えるためにも、たんぱく質は欠かせない栄養素です。トレーニングだけでは無く、ストレスが多い方、肉体労働の方にも、身体はリカバリーのためにタンパク質を必要としています。

トレーニングをしているのに、たんぱく質の摂取を意識していない。そんな方は、まず食事内容を見直し、不足分をプロテインで補うことを検討してみてください。

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この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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