こんにちは。エステティシャン 冨永雅代です。
今日の美肌メソッドは、日中の肌の重要ポイント『ファンデーション』 について
お肌のことをご相談いただくお客様の中にも、ファンデーションを使わない方が結構いらして、残念だな、と思うことがあります。
結論から申上げますと、女性にとってファンデーションは、お肌の保護にも身だしなみにも必需品です。
ファンデーションは悪者?
素肌を生かす事が美徳の様な「ノーファンデ」という言葉が定着し、最近特に、素肌美至上主義というか、ファンデーションがお肌の敵であるかのように扱われています。
『ファンデーションは毛穴を詰まらせる』
良く言われれていますね・・。
確かに、昔はそういった製品もありました。
2層式タイプ(水と油を振って混ぜるもの)は、毛穴に詰まりやすく、ニキビや肌荒れの原因でした。
最近のパウダリーや、リキッドはきちんと肌表面で膜を作るので毛穴が詰まることはありません。
(激安、質の悪いもの、あまりの厚塗りはわかりませんが)
『ファンデーションは肌に負担をかける』
これも良く言われますね。でも何が負担になるのか、はあまり触れられていません。
肌を覆うのが悪いというのなら、 日焼止めだって塗れません。
強いていうなら「成分が悪い」というもの。
しかし、それは製品によるでしょうし、パラベンについても以前書きましたが、1つの成分だけをやり玉に挙げるのは、お化粧品については的外れです。
あとは、「落とすのに使うクレンジングが肌に悪い」と言う意見。
これも、どのクレンジングを選ぶか、という問題ですね。
オイルクレンジングは確かに洗浄過多なったり、油膜がいつまでも残留し、お化粧品お浸透を妨げるなど、お肌を乾燥させます。また、そのような強いクレンジングでしか落とせない厚塗りファンデーションはお肌に負担があります。
でもこれでファンデーション全体をまとめて悪者扱いするのは、ナンセンスだと思いませんか?
ファンデーションのお肌への効果
ファンデーションは見た目を整えるだけでなく、
スキンケアとしても意義のあるものです。
『お肌の外部刺激からの保護』
パウダーが含まれた色つきの膜が1枚増えるので、紫外線がお肌まで到達しにくくなります。
寒さや、風に舞う花粉やホコリからもお肌を守ります。
『余分な皮脂の吸収』
ファンデーションは、余分な皮脂を吸収し、肌を清潔・快適に保つ働きもあります。
ベタベタ・テカテカを放置すると、酸化してお肌にダメージを与えます。
※極度の肌荒れ・敏感肌など、トラブルがひどい場合はファンデーションの使用についてご相談ください。
身だしなみと、お化粧の精神的効果
ファンデーションより、簡単でお肌に優しいと言うふれこみで、BBクリームやミネラルファンデーションが流行しています。
しかし、カバー力は圧倒的に不足していて、(それを狙っているとはいえ)ノーメイクに見えてしまいます。
私から言わせると、とても中途半端・・
お肌をキレイに見せるには、やはり油分を含んだファンデーションです。
素肌だけで本当にOKな人というのは、極々一部、特別なケースです。
素肌美が美しいというのは思い込みで、周りからは疲れた印象に写っているかもしれません・・。
ノーファンデは、大人の女性の身だしなみとしていかがかな?と思いますし、メイクをしっかりすることで、 精神的にも前向きで、キリッとします。
パウダリーか、リキッドか?と言う問題ですが、素肌にフィットさせることが重要ポイントのファンデーションですから、絶対リキッド!
リキッド(クリーム)ファンデーションをスポンジで伸ばしてください。
プロのメイクアップアーティストでもパウダリーを使う人は聞いたことがありません。
パウダリーは、お化粧直しの際のアイテムとしてご使用下さい。
ファンデーションは美肌の必須アイテム
素肌の美しさと、メイクの美しさは別のものです。
お肌にあう、きちんとした品質のものを選び、毎日のお手入れで磨き上げた素肌をより美しく魅せてください!
ファンデーションは年齢を感じさせない美肌の必須アイテムです。
都市伝説に惑わされず、メイクをなさってくださいね(^ ^)
お肌に優しく、素肌をより美しく魅せるファンデーション
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この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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