何気ない日常 冨永雅代のブログ

お化粧品の配合成分濃度 リフトアップについて

こんにちは!エステティシャン 冨永 雅代です。
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近いうちに、リフトアップクリームを発売するかもしれません。今までも使っていた成分フラーレンを高濃度に配合してみたら、顔がギュっとする感の引き締まり、ハリが出たので、これはいけるかも。。と試作を始めました。

それから、フラーレンを最高濃度10%配合した製品もいくつか試してみました。今回も痛感したのは、成分の配合比率というのは、それだけでは、効果の度合いは計れない。ということ。複雑なんです。単体で効果が感じられない有名成分もあるし・・。表示方法を独自の考え方で偽っているのかもしれないし、わかりません。あと、使用感が好ましく無いと、次の日は使えないですよね。。もう、存在していることすら忘れてしまうことが。。

リフトアップの需要は高まっていますね。年齢よりも若々しくいたい女性が増え、皆さんが何かしらのお化粧品を使います。ニーズに合わせた商品に、お客様が喜びそうなキャチコピーを付けて販売します。それは使ってみないと肌にどのような効果があるのか、気に入るのか分かりませんね。

お顔の皮膚は直ぐその下に筋肉がくっついていますので、疲れ、ストレスで筋肉が硬くなると、肌の代謝が滞り、むくみや、しわ、シミにもつながります。筋肉がたるむと皮膚が引っ張られ下がってしまいます。筋肉が柔らかくハリのある状態で無いと、栄養の供給も難しくより肌が老化します。

ストレスや、睡眠不足、食生活で筋肉は硬く、弾力を失います。睡眠による疲労回復、その材料になるアミノ酸の摂取は重要です。

ある程度のもみほぐすマッサージで筋肉の疲れを毎日取る事もアリですが、器用な方じゃ無いと難しいかも。。私は自分で身体のマッサージはやっても顔はやりません。そういえば。。

あと、成分の安全性、神経質になることについて。。

お化粧品は、表皮からの浸透ですので、全ての成分に神経質になって大きく怖がる必要は無い。と私は思っています。きれいになる為に使うもの、肌満足が得られる製品じゃ無いと使っても意味が無い!と割り切って良いと思います。成分の安全性ばかりを気にされるのであれば、綺麗になるためのお化粧品を使う事は潔く止める事も有りですね。 

作る人のさじ加減は大いにあります。私の場合は、敏感な肌を刺激しない製品を作ること。香料(合成)は使いたくありません。防腐剤は配合せずにお化粧品は作れませんが、流通が少ないので、最小限の配合、製品の使用感を大事にするために必要な添加物は使います。より安全なものを選んで。

コンセプトがありますので、流されて誰かの言いなりになって製品を作ったりしません。

話は逸れますが、スーパーやコンビニに並ぶ食べ物が添加物・香料だらけなのは、本来の目的を忘れて、誰かの言いなりになって、作りやすいもの、売りやすいものに流された結果では無いのかなと思います。(また私の知っている限りの内容で、添加物の事を書きたいです。)

何も知らずに食べ続けている人の、将来の身体はどうなるのだろう。。と最近の疑問です。裏表示に記載する義務の無いものもあります。それを知っていてコンビニフードを選ぶのは自由ですが。

そして、私が怖いと感じるのは、飲用するサプリメント。原料の出所が不明、製法も安易。信じられない添加物の量を何の為にサプリメントで補うのかなぁ、、と。身体に必要な栄養成分を飲みやすくするために最低限の添加物は仕方ないにしろ、毎日繰り返し飲むことで本当に怖いので、流行等で簡単に摂取なさらないこと、エビデンスのしっかりした製品を選んで下さいね。

そんなことばかりを考えて、毎日が過ぎていきます。私も皆さんと一緒。若々しくいたいです。。

過去記事ですが、今読んで欲しい紫外線について。

◎飲む日焼止めって何ですか?

◎肌と紫外線について

この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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