こんにちは!エステティシャン 冨永雅代です。
先週の美肌メソッドで「3月からお肌が汚れやすくなるのでご注意を」とお伝えしました。ケアが足りないと、ニキビや毛穴のお悩みに発展していきます。
唇の下にできるプツプツ・ガサガサも、春が一番気になる季節かも知れません。地味ながらも頑固なので手を焼いていませんか?唇の下のケアをしっかり行うと、自然に春先に必要なスキンケアもできるので、ぜひ今日から取り組んでいただければと思います。
頑固でとれにくい春の角栓
春先のお肌は、冬からの乾燥・寒さの影響が残っています。水分が抜けて表皮が固くなり、新陳代謝が鈍る・・古い角質がお肌を厚く覆い毛穴の出口を狭めます。
そうすると汚れが毛穴にたまりやすくなり、角栓ができやすく詰まりやすくなります。ファンデーションを塗ると、眉間や唇の下にくっきりと固く細かいポツポツが現れませんか?
毛穴系のトラブルは、皮脂分泌がピークの夏のイメージで、今はピンとこないかもしれません。夏は角栓や毛穴トラブルが起きやすいですが、空気の湿気でお肌も固くならないので、春の角栓に比べて、まだ対処がしやすいです。
唇の下は角栓がたまりやすい
口の周りは顔のパーツの中でも汚れやすい部分です。皮脂の分泌が活発だし、飲食の汚れも付着する事があります。平面ではないので、クレンジング・洗顔で洗い残しもおきやすいです。
唇の下の汚れを落として角栓のできにくいお肌へ
春はまだまだ空気が乾燥している一方で、紫外線も強くなっていきます。お肌が弱く傷つきやすい年齢肌の角栓ケアは、お肌をいたわりながら進めないといけません。こする・はがす、といった刺激はお肌にダメージを与え、後々も引きずる事に。老化を進行させ、ますます角栓が詰まりやすいお肌環境になりますので控えましょう。
洗い落とすケア
角栓に限らず、汚れやすい春のお肌には、きちんとした洗浄ケアが欠かせません。
なんと言っても、毎日朝晩の洗顔料を用いた洗顔です!クレンジングはあくまでもメイク落としです。落としきれなかった皮脂・空気中の汚れ・老化角質は洗顔でクリアにしなくてはいけません。『洗顔しないと肌がきれいになる』『ダブル洗顔不要』は間違いです。
洗顔の際には唇の下も洗いやすいように表情を換え伸ばし、優しく洗ってください。
厚くなってゴワゴワした角質でお肌が固くなっている場合は、ピーリングが有効です。使いやすさとお肌への優しさからオススメしているセレスアルファローションなら、気になる部分だけピンポイントでケアできます。保湿成分が含まれた化粧水ですので、刺激もありません。
角栓ができにくいお肌作り
洗浄が終わったら、汚れが落ちて吸収力の高まったお肌に、化粧水+美容液でしっかりと水分を届けます。
お肌が柔軟になると、汚れが詰まりにくくなります。十分なうるおいが行き届くと、気温の上昇も手伝ってお肌の新陳代謝が高まり、汚れや古い角質を自然に追い出すサイクルが回り始めます。
体の内側からのケアも忘れずに。
冷えからくる血行不良で、固く角栓のたまりやすい肌質になっていませんか?少し暖かくなったからと気を抜かず、入浴・運動・栄養の3点セットで、体を冷やさない健康習慣をご継続ください。
参考→冷えは克服できます。簡単で美肌効果も抜群。3つの見直しポイント
角栓だけでなく、口元にニキビもできている場合は食生活の乱れで胃腸が弱っているサインです。糖分の摂り過ぎ過ぎがないか振り返ってみてください。
動き出した季節に乗り遅れないで!
四季のある日本の肌ケアは、次を見越して、早め早めに手を打っておくことが大切です。本格的な春到来の前に、冬のダメージをリセットしながら、春のスキンケアを始めて行きましょう!
「肌トラブルで、どうしたら良いのかわからない」「季節の変わり目のスキンケアをトータルに見直したい」そんな時にはお早めのご相談をお待ち申し上げております。
この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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