こんにちはエステティシャン冨永雅代です。
もう、何度も何度も書いた、女性の鉄欠乏について…最近はニキビがたくさん出来ている女性が少なくなったのか、メイクの技術が発達したのか、私が知らない、目が悪い、などの理由か…でも時々いらっしゃいます。
そのニキビを、鉄欠乏と結びつけて考える方は少ないです。また、私が指導させてもらったエステティシャンから、お客さまのニキビについて質問を受けた時、それについて伝えても、お客様が納得される様に説明できる人には出会った事がありません。
説明する事で、お客様との距離が空くことを嫌がったり、お伝えできない、続きが見えないのです。
それでも学びたいと私のところに来てくれた方達は、お客さまに最良のエステを！と心意気のある方ばかりでした。でも最近のエステティシャンは、流行ってるもの、すぐ売上になるものしか興味を示さず、エステティシャンは技術が命なんて、全く思っていない、と何回も聞いていますが、先日もディラーが「お客様に喜んでもらっめ信頼関係が生まれる、そんなん思ってる若い子皆無ですよ」って言っていました。
時間をかけてお客様と向き合う、身体のディスプレイである皮膚に触れる、人の身体や健康に関係する仕事で、こういった事ができるのは、エステティシャン（セラピスト）だけなんですけどね…
肌にトラブルが出ているのは、身体の内側のサイン。皮脂の汚れ、洗顔の不足、不衛生、それだけで肌はニキビの炎症を多発させるでしょうか？また、コラーゲン生成に関わる鉄が不足すると、肌は弛みます。
エステで一時的に表面が綺麗になっても、体内の鉄欠乏について通過したとしても、食事やサプリメントで補わないかぎり、問題が隠れてしまっただけだと思います。とにかくスタミナが無い、よく分からない不調は特に月経前後に続いていきます。
私の場合、ヘム鉄のサプリメントを飲む前は、生理中に身体が鉛の様に重くなり、顔のニキビもそうですし、イライラ不安定で、もう無茶苦茶で、生理がくる事が怖かった…過去を思い出します。
ヘム鉄を補給して鉄欠乏が無くなってからは、生理は無痛になりました。ニキビも全く出来なくなりました。し、何より病気をしません。過去記事も読んでいただけたら嬉しいです。
身体は口から摂取した食べ物を分解して栄養素にして吸収して動いていますが、体内の調整役のミネラルのうち重要な役割の鉄は、生命活動に重要だからこそ、体内に貯蔵する場所があります。
私が懸念するのは、皮膚の状態=身体の栄養状態と結びつけて考えない方や、生活習慣を改めるなんて面倒、手っ取り早く整形、メイク、アプリ！と思う方も増えていると言う事です。バーチャルな世界をリアルより重んじる様になったり、身体を整えるって、なんなのさ、と思う方も増えていると思います。
病気になったらさまざまな補償が受けられ、健康について熱心に取り組む方が身を潜めないといけないような風潮も…
私は注射も病院にも耐えられない人間なので、健康でいるための様々な取り組みを引き続きやっていきますし、身体にこそ資本をかけるべきだと思っているのは変わりません。健康的な新陳代謝、ご本人の最良の状態を実感してみて欲しい、それから選んだ良き方法にと思います。
妊娠・出産も身体、世の中の両方でし辛い様子ですが、将来的な計画の中で鉄欠乏は無い方が良いに決まっています。
この記事を書いた人
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１９７１年3月２４日生まれ ＡＢ型 美容歴2５年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ＆マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。２児（男）の母でもある。
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