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くたびれた顔と身体。それは年のせい?ビタミンB群不足のサイン。

こんにちは!エステティシャン 冨永 雅代です。
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久しぶりに会った忙しいお友達の様子に、「疲れてるなぁ」と感じた事はありませんか?

全身で重たい疲労感を発しているサラリーマンに良くすれ違います・・。若々しい元気とはかけ離れた重だるさ・・。代謝ビタミンB群の不足を感じます。

ストレス社会・体力の消耗が激しい世の中・・忙しい働き盛りの人たちは、食は健康に繋がることを分かっていながら、かまう事ができず、手近で手軽に空腹を満たす、ことを日常にしているのではないでしょうか?

加工食品、麺・ご飯・パン・パスタ、それには身体を作るための栄養、タンパク質は、ほぼ含まれておらず、主食としては役不足。ストレスや疲労の軽減に使われる代謝ビタミン B群を浪費させてしまう、、(身体のビタミンB群の必要量、消費量がさらに上回る)弱点だらけなのです。

今日は、代謝ビタミンB群不足のサインは全身に表れます。。ついて書いていきます。
◎身体は何の栄養で動いているか?もご参考に・・

あらゆる不調の原因になるビタミンB群の不足

体がずっしり重い、だるい、浮腫み、しびれ。寝ても疲れが取れない。ボーっとする。目が疲れる。皮膚が分厚く感じる、ベタベタ、肌荒れ、くたびれた顔。風邪を引きやすい、炎症、太った、痩せない。。など。それは、老化現象だと諦めていませんか?

体が不調を感じているのに、さらにストレスを甘い飲み物、お菓子、パン、麺類など、炭水化物を手軽に食べることで解消していませんか?アルコールもそうです。その、身体がとりあえずのエネルギー 糖質を求めるがまま補給する事は、誤ったサイン!!であり、短略的な解消法です。手軽な加工食品、糖質(炭水化物)は、一時的には気持ちを癒してくれるかもしれませんが、血糖値の上昇で、インスリンを無駄使いするだけでなく、それが無いと落ち着かない、依存症までを引き起こします。そしてビタミンB群の消費量が高くなります。ビタミンB群は、食品の変化(加工・精製)ストレス、抗生物質・・などで消費量が上がります。ビタミンB群は、現代の日本人が不足しやすい栄養です。

消費量が多いのに、摂取量が足りないと、代謝がスムーズに行われず、身体が症状を感じます。それが上に書いた不調です。

体の新陳代謝(古いものを捨て、新しい細胞に次々と入れ替わる生命活動)を助ける補酵素として働くビタミンB群は、神経や頭を使う人にとって、エネルギーを産生するためにも、大変重要な栄養です。

口から入った栄養(糖質・脂質・タンパク質)を分解し、エネルギーに変える、身体の新陳代謝を歯車とすると、それをスムーズに効率良く回すためにビタミンB群が必須の潤滑油になります。

ビタミンB群に属する栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などがあり、互いに関係しあって働きます。

身体の疲れ、だるい、浮腫み
疲れやすい、ボーっとする、イライラ

ビタミンB1は主食の炭水化物(糖質)を分解し、エネルギーに変える過程で必要なビタミンで不足すると、糖質をエネルギーに変えられず、脳や神経機能、筋肉を十分に働かせるエネルギーが足りないことで、疲れが取れない身体、浮腫み、スタミナ不足、頭がボーっとする、精神の不安定、イライラ集中力が無い、などの症状が表れます。

※炭水化物(パン・麺・ご飯)を多く召し上がる方は、ご自身の身体を観察してみてください。

さらに枯渇すると、肝臓や腎臓の機能低下、胃腸障害の原因にもなると言われています。日本人の主食の精白米はB1が豊富なヌカ部分を取り除いているため、美味しいですが栄養バランスが悪い。特に多いのは豚肉、玄米ですが、既に症状を感じていて、毎日必要量取る食生活が難しければ、サプリメントの利用が有効です。

肌荒れ、アレルギー
月経前症候群(PMS)

B2は、老化や生活習慣病の原因になる過酸化脂質が体内でできるのを防ぎます。不足すると皮膚や粘膜が敏感になり目が充血したり、口内炎やものもらい。そして、脂質の分解ができないため、頭皮の臭い、ベタベタ、ニキビなどの肌荒れが起ります。

B12は、葉酸と協力しあい赤血球の生成を助ける役割をしています。不足すると、造血が上手くいかず、貧血や、生理不順の原因に。また生理前に起きる、不調、月経前症候群(PMS)の原因になることもあります。全身倦怠感や、動悸・息切れなどを感じ、免疫力も低下します。

ナイアシンは、糖質、脂質、タンパク質などを代謝する際の酵素を補助するのに不可欠な栄養です。皮膚や粘膜の健康にも必須です、ステロイドホルモンの生合成や傷ついた細胞の修復や、さまざまな若返りに関与しています。ダイエットにも必須ですし、不足すると血流が悪くなり、冷え性や頭痛が出ることも。。

パントテン酸はストレスへの抵抗力をつけるために副腎に欠かせない栄養です、ストレスが起きると身体を守るために副腎皮質ホルモンが分泌されます。ストレスに対応しようとする、副腎の働き、体制にパントテン酸が必要なのです。

パントテン酸はあらゆる食べ物の中に含まれる栄養ですが、アルコール、カフェインで消耗されますので、日常的に多く取る人は毎日の補給が必要です。ナイアシンと同じく糖質、脂質、タンパク質の代謝とエネルギーの賛成に必要な補酵素で、不足すると健康な皮膚も維持できなくなります。

ビオチンは頭皮や髪を健康にする成分で、抜け毛や白髪、脱毛などを予防するビタミンと言われています。他のB群と同様糖質、脂質、タンパク質の代謝を助け、アミノ酸からブドウ糖を生成するのに関わっています。不足すると疲れやすくなり、無気力になります。

ビタミンB群は、それぞれの働きそして、協調し、糖質、脂質、タンパク質の代謝に活躍しています。体中のエネルギーを作るために必要なのです。

免疫力・抵抗力
ストレスに弱い

B6は、身体の主要構成成分、タンパク質を作るためのアミノ酸を、体内でつくるのに、関わっています。皮膚、髪、歯の健康に、成長促進に、免疫を維持するのに必須のビタミン。不足すると、皮膚炎。口内炎、湿疹、蕁麻疹など、抵抗力が落ち、身体のディスプレイである皮膚に症状として表れます。アレルギーも出やすくなります。

ビタミンB群が不足すると、疲労を回復したり、神経機能を正常に保ったりする事ができなくなります。また成長促進、生活習慣病の予防・改善にも使われ、粘膜や皮膚の健康維持に重要な働きをしています。全身の健康に重要なキーになっているのです。

ビタミンB群の摂り入れ方。

ビタミンB群が身体の生命活動、全てに関わって、細かく動いている事、人のエネルギー源食べたものを、身体を動かすエネルギーに変える役割をしていることを、感じていただけましたでしょうか?食べるという行為は、まず、生命活動の維持のための栄養摂取に行う行為です。今、召し上がったものは、その栄養になっているでしょうか?

加工食品や、糖質、アルコール、炭水化物(パン・麺・ご飯)を多量に摂取する方は、ビタミンB群の浪費が激しいと思って下さい。足りないと、身体の新陳代謝が上手く回らず、そのサインが不具合として表れているのを当たり前として、病名が付くまで見過ごさないで欲しいです。

エネルギー代謝を司り、身体全体の代謝ビタミンと呼ばれるビタミンB群は複合体(Bコンプレックス)で摂る事でそれぞれが協調して働きます。1つ不足すると他も連鎖して働きを止めてしまうため、バランス良く全て補う事が大切です。

過去記事◎身体を動かす栄養~食べたものが、体型や行動に表れます。

毎日バランスの良い食事を心がけ、コンビニ・加工食品を摂らない。ヘルシーさは大切ですが、既に症状を感じている場合は、サプリメントを補い、身体の代謝サイクルをスムーズにされることをおススメします。栄養素は、生体内物質で、必要な分使われた後は、排泄されます。お薬と違い副作用がありません。

サプリメントの飲用については賛否両論あると思いますが、日々のパフォーマンスを重要視する私には、欠かせない栄養です。エビデンスがしっかりした安心安全で、また大切な人に薦めたい気持ちで、製品を選んでいます。サプリメントの飲用についてはお気軽にお尋ねください。

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この記事を書いた人

冨永雅代
1971年3月24日生まれ AB型  美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。

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