こんにちは!エステティシャン 冨永雅代です。
お肌のお悩みの上位にいつもランクインするのが、開いて目立つ毛穴。
「冬は寒さで引き締まっていたのに、少し暖かくなったらゆるんで目立つようになったなぁ・・・」
こんな風に原因を気温の上昇に結び付けて考えていませんか?
年齢肌の場合は、高い気温よりも、古くなった角質がお肌表面に覆いかぶさって毛穴を目立たせていることが多くあります。
若い肌は剥けたようにツルんとしているのに、年齢肌はどうして、滑らかで無くゴワゴワしているのでしょう。
今日は年齢肌の毛穴ケアは、老化角質対策からはじまる、というお話です。
古い老化角質と毛穴の関係
先週の美肌メソッドでお伝えしたように、春は代謝の乱れや外部からの刺激で、古い角質がお肌表面に溜まりやすくなります。
老化角質でお肌の厚みが増すことで、毛穴もすり鉢状に深くなります。毛穴部分の暗さが増し、入り口は広くなるので目立って見えるのです。
角栓・ニキビトラブル
古い角質は毛穴の周りにもたまっていきます。暖かくなって皮脂の分泌が活発になると、はがれた角質や汚れを巻き込んで、角栓ができやすくなります。
そこに、汚れが詰まり、ストレスで免疫が落ちると、吹き出物になってしまう事もあります。
乾燥ザラザラ毛穴
代謝が乱れているということは、お肌の水分保持機能も下がっている状態。冬からのダメージや、紫外線が加わって春に肌乾燥のピークが来る方も多いです。
乾燥したお肌は古い角質で固くなり、毛穴の伸縮性が奪われます。お肌自身は乾燥してガサガサする事で毛穴がより目立ってしまいます。
角質がお肌表面を覆っていると、保湿ケアが浸透しないため、一層乾燥が進み、悪循環になっていきます。
たるみ毛穴
加齢によりお肌の代謝(ターンオーバー)が落ちると、新しい肌細胞が生まれるのが遅れたり、発育不良の痩せた細胞が増えるため、お肌から弾力が落ち、たるんでいきます。
たるみで毛穴が引っ張られると、より大きく目立って見える楕円形の毛穴になってしまいます。
美肌になるための老化角質ケア
毛穴だけでなく、たるみ、シワ、クスミ・・・ほとんどの年齢肌トラブル改善の第一歩が老化角質のケアです。
私のエステティックでは、まず、老化角質の除去(ピーリング)をしてから栄養成分を導入していきます。
そうすると、栄養成分の浸透も高まり、剥けたようなツルんとした、若い肌を実感いただく事ができるからです。
毎日のケアにもこの考え方をとりいれていただきたいです。
毎日の洗顔で少しずつオフ
不要な角質の除去は、毎日の洗顔が基本です。
洗顔料を使って朝晩きちんと洗顔することで、マッサージ効果も得られ、お肌の代謝が良くなります。
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ホームケアでは安全なピーリングを
年齢を重ねると、皮膚のターンオーバーが鈍化し、老化角質はどんどんたまりやすくなり、洗顔だけでは追いつかなくなります。ピーリングでより積極的に除去してください。
ご自身で判断して行うホームケアピーリングでは、安全性をまず第一に製品をご提案しています。(必要がないのにやってしまわれたり、乱用になるのを避けるため)
ビタミンCの天然のピーリング効果
ビタミンCは酸の力でお肌表面を滑らかに整える働きがあります。
トミナガセラム配合のAPPSは敏感肌でも刺激なく使えるので、毎日のケアの中で自然にターンオーバーを促進する事が優しいピーリングになります。
お肌の保湿もしますので、取り去るだけでなく、老化角質が留まりにくいお肌に整えていきます。
トミナガセラムをご使用になって、皮膚がピンと張って、毛穴の開きが気にならなくなったというお声を多くいただくのはビタミンC誘導体の働きです。
拭き取りローションでやさしくオフ
コットンに含ませサッとふき取るだけで簡単に角質ケアができるローションです。固くなった老化角質を柔らかくして、自然にはがれるよう促します。
本格的なピーリングを受ける場合
一気に不要な角質が取れるピーリングは美容効果も高いですが、リスクもあります、アフターケアも注意が必要です。本格的なピーリングを受ける場合は、信頼できるエステ・病院かをまず見極めてください。
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美容外科でよく使われているグリコール酸ピーリングでかさぶたになってしまった皮膚。後々皮がむけてつるんとした綺麗になりましたが、お肌によってはトラブルになることもあります。ピーリングは、お肌の状態をきちんと見極め、アフターケアもしっかりしてくれる信頼できるところで受けましょう。
水分を与えるケアを必ずセットで
余計な角質を取った後のお肌はスキンケアの浸透が良くなると同時に、乾きやすくなりますから、必ず潤いを与えるケアをセットで行って下さい。
このとき、代謝のアップ、お肌を健康にするために必要なのは、保水になります。
油分の多いクリームでふたをすると、代謝の妨げになり、黄ぐすみも出てきます。油分ではなく、お肌の機能を整えるための水分を与えることが大切です。
参考→『保水』でお肌内部の水切れを防ぎましょう。『保湿』だけでは乾燥します。
老け顔は老化角質の仕業です
シミ、シワ、たるみ・・・年を重ねるごとに様々なエイジングサインが顕れてきます。お肌の老化現象を生み出すもとになっているのが、老化角質ということはあまり知られていません。
個別の細かいトラブルケアに入る前に、まずは不要な角質は速やかにオフして、お肌の代謝を上げて、スキンケアが効果的に働くお肌に整えていきましょう。
お肌のお悩み、いつまでも治らないトラブルは、お気軽にご相談ください。ご自身では気づいていない原因があるかもしれません。
この記事を書いた人
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1971年3月24日生まれ AB型 美容歴25年、大阪本町のフェイシャル専門サロン エステティックトミナガ オーナーエステティシャン。一人ひとりのお肌に向き合い最適なアドバイスとケアを行う、オーダメイドスタイルを追求。お客様のお肌に触れてきた経験から培った、実践的な美容情報を発信。インターネットショップ エクレイズムにて、オリジナル化粧品を販売。エステ&マッサージ、クラシックバレエと牛肉をこよなく愛する。2児(男)の母でもある。
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